216: The Cranberries /No Need To Argue

昨日に続いてクランベリーズをもう1曲、「ゾンビ」収録のアルバム『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』のタイトル曲を。
アルバムのラストに収録されたこの曲は、オルガンの白玉の伴奏のみで歌われる、非常に簡素なサウンド。
ただ、それだけに「もう言い争う必要なんかない」というメッセージが鮮明に表れてきます。
アルバム自体は、前作に比べてロック色が強かっただけに、そのコントラストで、最後のこの曲がひときわ特別に感じたのを覚えています。
そして、何と言ってもドロレスのヴォーカル。神々しいまでの何かを醸し出しています。
このアルバムのセールスは、全世界で1700万枚超と言われています。この曲は、シングルヒットしたわけではありませんが、そんな大ヒット作の最後を飾るにふさわしい名曲だと思います。

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