516: Cream / Badge

1966年に結成され、スーパーグループとしての名声をほしいままにしたクリームですが、1968年の11月に、あっけなく解散を迎えます。
結成前から仲が悪かったジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーの関係悪化が大きな要因ですが、各々が卓越したプレイヤーとして評価されることで、互いのエゴがぶつかり合ったことも一因のようです。
翌1969年2月にリリースされた4th『グッバイ・クリーム』(UK1位/US2位)が、ラストアルバムとなりました。
チャート最高位は上位のアルバムですが、ライブ3曲、スタジオ3曲という構成が示すように、内容的には「寄せ集め」感は否めず、決して高い評価を受けているとは言い難い作品です。
この曲は、アルバムからシングルカットされた唯一のナンバー(UK18位/US60位)。
クリームの曲は、ジャック・ブルースがメインヴォーカルをとることが多いですが、この曲はエリック・クラプトンが歌っています。
作曲はクラプトンとジョージ・ハリスン。当時は、ビートルズも解散に向かっていたので、お互い心が通じるものがあったのかも知れません。

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