831: Stevie Wonder / Boogie On Reggae Woman

名前のスペルをひっくり返さなくても、スティーヴィーが偉大であることは言うまでもありません(当たり前!)。
彼の凄さの1つに、「この楽器に、そんな使い方が⁉」と思わせるサウンドの独創性があります。
1974年にリリースしたアルバム『ファースト・フィナーレ』(US1位/UK5位)からの2ndシングルとなったこの曲(US3位/UK12位)では、モーグ・シンセサイザーを使ったベースラインが実に印象的で、もう半世紀近く前の作品なのに古臭さを感じさせないのは、驚異的です。
そして、もちろん、トレードマークのハーモニカも大活躍しています。
まあ、でも、一番びっくりするのは、このタイトルなのに、曲調はファンクそのもので、ブギーやレゲエの要素がまったく無いところかも知れません。

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