181: The Dirty Mac / Yer Blues

1968年のローリング・ストーンズが製作した映像作品に、『ロックンロール・サーカス(The Rolling Stones Rock and Roll Circus)』があります。
ロックンロールとサーカスの融合というコンセプトのもと、テレビ番組向けにライブ演奏を記録した作品でしたが、1996年までお蔵入りになっていたため、幻の作品と呼ばれていました。
メインアクトのストーンズ以外に、ジェスロ・タル、ザ・フー、タジ・マハール、マリアンヌ・フェイスフルも演奏していますが、取りあげたいのは、この日のためだけに結成されたスーパーグループ、ダーティー・マック。
ジョン・レノン(ビートルズ)、エリック・クラプトン(クリーム)、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、ミッチ・ミッチェル(ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)という、奇跡の様な4人組です。
ビートルズの『ホワイト・アルバム』に収録されていたこの曲を演奏しています。今さらコメントする必要もないですが、クラプトンのギターが上手いです。また、キース・リチャーズがベースを弾いているのも珍しいです。
この4人にオノ・ヨーコとイヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)が加わった編成でもう1曲(「Whole Lotta Yoko」)演奏していますが...まあ、興味のある方は、YouTubeで聴いてみてください。

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