1101: Wire / Mannequin

「フラッグ」つながりです。
1977年にリリースされたワイアーの1stアルバム『ピンク・フラッグ』は、ポスト・パンクの金字塔として、高い評価を得ています。
シングルリリースされたこの曲を聴けば分かるように、当時、彼らの楽器演奏能力は非常に低く、技術的に難易度の高い音楽は不可能でした。
それならばと、単純なリフとシンプルなコード進行に徹したミニマルなサウンドを、35分に21曲も詰め込むというアプローチは、ロックの常識を完全に覆すものでした。
後のオルタナティヴ・ロックにも大きな影響を与えたバンドと言えるでしょう。

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