221: Marc Bolan and T. Rex / Teenage Dream

「ティーンエイジ」と言えば、「ドリーム」!
昨日と似た始まりですが、「ティーンエイジ・ドリーム」は、T・レックスの曲名です。
この曲は、1974年にシングル・リリース(UK13位)され、後にアルバム『ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー』(なんちゅう邦題...)に収録されました。
T・レックスと言えば、ノイジーなギターとストリングスの組み合わせがトレードマークでもあったわけですが、この曲ではピアノとストリングスが中心のサウンドになっています。誰の曲か知らずにイントロを聴いたら、T・レックスとは思わないかも知れません。
ま、ヴォーカルが入ると、いつものマーク・ボラン節なのですが、間奏のギター・ソロがまた、過剰にドラマティックな「泣き」のフレーズが炸裂します。
この曲がリリースされた当時、グラムロックのブームが終わり、T・レックスの人気もピークを過ぎた頃でした。「何か違うことをやらないと」と焦る気持ちがあったのかも知れません。
結果的に、下降線を描き始めた人気が戻ることはなかったのですが、でも、個人的には、この曲(と「地下世界のダンディ」)は、バンドの代表曲として絶対に挙げたい曲です。

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