369: Linda Ronstadt / I Will Always Love You

「ヒート・ウェイヴ」のカヴァーで、忘れてはいけないのがリンダ・ロンシュタットのヴァージョン。
1975年にリリースされ、US5位のヒットを記録しています。
この曲を収録したアルバム『哀しみのプリズナー』からは、スモーキー・ロビンソンの名曲「ひとすじの涙」もヒットを記録していますが、ここではあえてシングル以外の曲から選んでみました。
タイトルを見て「あれっ?」と思う方も多いと思いますが、この曲、1991年にホイットニー・ヒューストンが大ヒット(14週連続US1位)させた、あの曲です。
「え?リンダがオリジナルだったの?」と思うかも知れませんが、これもカヴァーで、オリジナルはこの曲のソングライターでもあるドリー・パートンが1973年にリリースしています。
この曲、ホイットニーのヴァージョンが、恋愛もののTVドラマやヴァラエティでBGMとしてよく用いられていますが、実際には「あなたのことは好きだけど、邪魔になってしまうから別れましょう」という別れの歌です。
このリンダのヴァージョン、ホイットニーのヴァージョンほどの強烈なインパクトはないですが、歌詞の「笑ってサヨナラしましょう」感を一番うまく表現していると思います。

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