360: Paul McCartney / Wonderful Christmastime

《ネット環境が整ったのをいいことに、昨日はオンライン忘年会を楽しみ、更新が遅れてしまいました...12/29分です》
私事ですが、今年の年末は、異動のために会社の荷物整理と自宅の引越しに追われ、バタバタしてるうちに過ぎてしまいました。クリスマス・イヴ当日に引越しをしたこともあり、クリスマス気分は微塵も味わえませんでした。
ということで、数日遅れですが、このクリスマス・ソングを。
この曲は、『マッカートニーⅡ』のレコーディングと同時期に制作され、1979年11月にポール・マッカートニーのソロとしてリリースされました。
作詞・作曲、歌と演奏、すべてをポール1人で行っている、完全なソロ作品です(MVにはウイングスのメンバーが登場していますが)。
セールス面では、UK6位/US28位と、ポールにしては地味なチャートアクションですし、様々なミュージシャンが残してきた歴史的なクリスマスソングと比較すると、知名度も決して高くはないように思います。
また、評価も分かれていますが、曲や演奏が稚拙すぎるという、否定的な内容の方が多いようです。
ただ、クリスマスソングですから、そんな小難しいことを歌わなくていいように思いますし、難解な楽曲を高度な技術で演奏する必要もないでしょう。
超大物ミュージシャンでありながら、これまでの名声や周囲の評価を気にせず、単純にその時自分がやりたいと思ったことをやる、ということを、普通に出来るところが、ポールらしいように思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?