299: Chuck Berry / Route 66

ジュリー・ロンドンの夫(2番目)は、ジャズ・ピアニストであり、作曲家でもあるボビー・トゥループ。
昨日の『カレンダー・ガール』でも、これと言ったスタンダード・ナンバーがない2月と10月に対応するため、新曲を書きおろしています。
そんな彼が書いた曲で、ジャズの範疇を超えて愛されているのがこの曲。
1946年にナット・キング・コールが歌ってヒットしたジャズ・ナンバーでしたが、1961年にチャック・ベリーがカヴァーしたことがきっかけとなり、多くのロック・ミュージシャンがカヴァーするロック・スタンダードにもなっています。
ローリング・ストーンズやドクター・フィールグッドのヴァージョンも良いですが、ここはやはりロックの偉人、チャック・ベリーのヴァージョンを取りあげたいと思います。
かつて存在した、シカゴからL.A.(厳密にはサンタモニカ)までを結ぶ国道66号線を歌ったこの歌、沿道の地名も出てくるので、アメリカの観光ガイド的役割も果たしてくれています。
シンプルゆえに飽きのこない名曲と言えるでしょう。

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