210: Harpers Bizarre / The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)

サイモン&ガーファンクルの名曲は多く、またカヴァーされた曲も数多くあります。
ハーパース・ビザールのデビュー曲となったこのヴァージョンは、もっとも初期にカヴァーされた部類に入るでしょう。
S&Gのオリジナルは、1966年リリースのアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』に収録されていました。また、「動物園にて」のB面としてシングルカットされています。
ハーパース・ビザールのヴァージョンは、レオン・ラッセルがアレンジをしており、自身もピアノで参加しています。また、イントロや間奏では、木管四重奏(フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン)が主役級の存在感を誇示しています。
とはいえ、もちろん主役は彼らの声が織り成す絶品のハーモニー。これぞドリーミー・ポップと言わんばかりに、夢見心地にさせてくれます。
1967年にリリースされた彼らのヴァージョンはUS13位/UK34位のヒットとなりました。
どちらのヴァージョンが好きかは好みの問題ですが、まあ、チャートアクション上はオリジナルを超えたと言っていいでしょう。

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