1021: Crosby, Stills, Nash & Young / 4 + 20

「数式」つながりで、もう1曲。
CSN&Yが1970年にリリースした『デジャ・ヴ』(US1位/UK5位)は、ロック史を代表する「スーパーグループ」の傑作として、名盤の評価を不動のものとしています。
全編を通じて、4人のコラボレーション、特に分厚いコーラスが印象的なアルバムですが、唯一この曲だけは、作詞・作曲、歌、演奏すべてをスティーヴン・スティルス1人で行ったソロ作品となっています。
スティルスはコーラスを入れたかったようですが、他のメンバーは「完璧だから、これ以上手を加えない方が良い」と言ったとのこと。
たしかに、非常に緻密に作りこまれたアルバムの中で、このシンプルなサウンドが異彩を放っています。

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