289: Pink Floyd / See Emily Play

昨日も書きましたが、ハリケーン・スミスことノーマン・スミスが、プロデューサーとして世に送り出したバンドの代表格がピンク・フロイド。
ピンク・フロイドは、1967年3月にシングル「アーノルド・レーン」(UK20位)でデビュー。ただ、この曲のプロデュースはジョー・ボイドでした。
そして6月にリリースされた2枚目のシングルがこの曲でした。何とも不思議な雰囲気をもつこの曲は、UK6位と初のトップ10ヒットとなります。
さらに8月には1stアルバム『夜明けの口笛吹き』(UK6位/US131位)をリリース。11曲中8曲をシド・バレットが書いていることもあり、トリップ感あふれる幻想的なサウンドとなっており、サイケデリック・ロックの傑作の地位を確立しています。
しかし、シド・バレットは薬物中毒と精神障害により、バンド脱退を余儀なくされます。以降、バンドはよりプログレ色を強めていき、『狂気』や『ザ・ウォール』といったメガヒットを生み出すこととなります。
ピンク・フロイドの代表作と言えば、70年代の作品になるのでしょうけど、個人的には初期のサイケなサウンドの方が、より魅力を感じます。
それにしても、このMVは何がしたいのか、さっぱり分かりません...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?