990: Fairport Convention / Autopsy

サンディ・デニーが一番輝いていたのは、フェアポート・コンヴェンションに参加していた1969年だと思っています。
この年、フェアポートは3枚のアルバムをリリースしていますが、『アンハーフブリッキング』はそのうちの2枚目として、7月にリリースされています。
サンディとリチャード・トンプソンのオリジナルが2曲ずつ、ディランのカヴァーが3曲、そしてトラディショナル・ソングが1曲という構成なのですが、曲のバラエティが豊かで、何度聴いても飽きのこない名盤です。
サンディが書いたこの曲は、いきなり5拍子で始まるのですが、違和感なく聴けるのはアレンジの秀逸さゆえでしょう。
ちなみにタイトルは「剖検、検死解剖」という意味のようです。

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