399: Todd Rundgren / Long Flowing Robe
そんなトッドの初期の傑作が、1971年にリリースされた『ラント：ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン』。
首にロープを巻いた状態でピアノを弾いている、彼らしいアイロニカルなジャケット・デザインが印象的です。
オープニング・トラックのこの曲を始め、多くの曲がピアノやキーボードを中心としたシンプルなサウンドで構成されていますが、それゆえに、メロディーメイカーとしてのトッドの素晴らしさが良く分かる作品です。
このアルバム、US214位と全く売れませんでしたが、前作の『ラント』（こちらもUS185位）とともに、必聴盤と言ってよいでしょう。
特に、「トッド＝変人」という先入観でトッドを避けている方には、最初にこのアルバムを聴いてみることをお勧めします。
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