626: The Rolling Stones / Crazy Mama

昨日取り上げた、スレイドの「クレイジー・ママ」は、原題は違いますが、ストーンズのこちらは、原題も同じです。
ストーンズにとって、ミック・テイラー脱退後、最初のオリジナル・アルバムとなったのが1976年リリースの『ブラック・アンド・ブルー』(UK2位/US1位)。
アルバム全体を通じて、彼らのルーツともいうべき、ブラック・ミュージック色の強い作品となっています。
後任ギタリストのロン・ウッドが参加はしていますが、ギターで参加したのは2曲のみとなっており、「過渡期」というか「移行期」というか、そんな微妙な時期の作品でもあります。
ラストに収録されたこの曲は、派手さはありませんが、ちょっと遅めのずっしりとしたリズムを中心に、ギターとヴォーカルがねちっこく絡みつく、いかにもストーンズと言った作品。
UKではシングル「愚か者の涙」(UK6位/US10位)のB面としてもリリースされています。

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