612: Eurythmics / There Must Be An Angel (Playing With My Heart)

ユーリズミックスの代表曲と言えば、「スウィート・ドリームス (アー・メイド・オブ・ディス)」か、この曲か、ほぼ2択と言っても良いでしょう。
クールなエレ・ポップの「スウィート・ドリームス」も名曲ですが、曲のインパクトではこちらに軍配が上がるのではないでしょうか。
まず、歌い出しの「タラリラルラリラ~♪」のスキャットは、知らない人はいないんじゃないか、というレベルの決めフレーズですし、サビのコーラスの重なり方は見事です。
そして、極めつけはスティーヴィー・ワンダーが吹く間奏のハーモニカ。上手い表現が見つかりませんが、「名人芸」の域に達しています。
この曲も、「シスターズ」と同じく、アルバム『ビー・ユアセルフ・トゥナイト』からシングルカットされ、グループにとって唯一のUKナンバー1を獲得しています(US22位)。
オリジナルのリリースから37年が過ぎますが、今でも毎年のように誰かがカヴァーしている、ポップ・スタンダードと呼べる名曲でしょう。

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