502: David Bowie / Modern Love

私が初めてリアルタイムで接したデヴィッド・ボウイのアルバムは、1983年の『レッツ・ダンス』(UK1位/US4位)でした。
なので、「ボウイって、世界中でスーパースターなんだ」と、当然のように思いました。
実際には、このアルバムが大ヒットする以前まで、UK以外では「メジャーではあるけれど、ちょっとマニアックでカルト的な存在」だったということに気づいたのは、ちょっと後になってからでした。
このアルバムが大ヒットした要因は色々とありますが、やっぱり「サウンドが明快」だったことが大きいように思います。
それまでの、愁いを帯びたヨーロピアンな雰囲気が失われたのは残念ですが、その分、ポップでダンサブルな分かりやすいサウンドになり、万人受けしたと言えるでしょう。
そして、その最大の功労者は、共同プロデューサーのナイル・ロジャースであったことは間違いないでしょう。
この曲は、タイトル曲、「チャイナ・ガール」に続く3rdシングル(UK2位/US14位)としてリリースされました。個人的には、このアルバムのベスト・トラックだと思っています。
それにしても、このMV当時、ボウイは36歳ですが、本当にカッコいい!

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