291: The Clash / Guns On The Roof

曲を聴いて「あれ、昨日と同じ曲じゃない?」と思った方。
「正解」です(笑)。
ザ・クラッシュの2ndアルバム『動乱(獣を野に放て)』に収録されたこの曲、ギターリフが、「アイ・キャント・エクスプレイン」のまんまパクリです。
世の中、よく似た曲と言うのは多いですが、ここまであからさまなのは珍しいかも知れません。
ザ・フーのオリジナル自体も、キンクスっぽいギターリフという評価を受けていたことを思うと、ある意味、これが正統派のUKロックと言えるのかも知れません。
そういえば、彼らの「1977」(シングル「白い暴動」のB面)では、「1977年には、エルヴィスもビートルズもローリング・ストーンズも必要ないんだ」と歌っていましたが、「ザ・フーやキンクスは要るんかい!」と軽くツッコミを入れたくなってしまいます。
ちなみに、意味ありげなタイトルですが、ポール・シムノン(ベース)とトッパー・ヒードン(ドラムス)が、ビルの屋上から鳩を空気銃で撃っていたら、警官に逮捕されて罰金を払わされたという、何ともトホホな出来事が曲のヒントになっているようです。

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