137: Them / It's All Over Now, Baby Blue

ヴァン・モリソンは、1964年にゼムのヴォーカリストとしてデビューし、2枚のアルバムをリリースした後、脱退してソロとなります。
この曲は、2枚目のアルバム『ゼム・アゲイン』の収録に収録された、ボブ・ディランのカヴァー曲。
トレモロの効いた浮遊感溢れるバンド・サウンドと、ヴァン・モリソンの迫力あるヴォーカルは、星の数ほど存在するディランカヴァーの中でも最上級の内容といえるでしょう。
シングル・ヒットしたわけではありませんが、オリジナル曲と並んで、バンドの代表曲となっています。
その昔、映画『バスキア』を観に行った時、この曲が流れてきて「おぉ~!」と思ったことを思い出します。もう、20年以上前の話ですが...

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