632: Buffalo Springfield / Broken Arrow

実は、今、埼玉県某所に出張で来ています。そのせいもあって、昨日は投稿できませんでした...
『バッファロー・スプリングフィールド・アゲイン』のA面ラストは、スティーヴン・スティルスの「ブルーバード」でしたが、対するB面のラストは、ニール・ヤングのこの大曲で締めくくられていました。
観客の歓声で始まり、アルバム1曲目の「ミスター・ソウル」がちょっとだけ歌われると、急に曲調が変わり、そこからは組曲形式で曲が進み、最後の心臓の鼓動のフェードアウトまで、ニール・ヤングの独壇場となります。
一説には、この作品の録音時、その場にいたメンバーはニール・ヤング1人だったといわれています。(後からリッチー・フューレイがコーラスをオーバーダブ)
トラブル続きだったバンドの緊張感を象徴するようなエピソードですが、このスリリングなサウンドは、それゆえに生まれたものともいえるでしょう。
こんなに張り詰めた感のあるニール・ヤングの作品は、これ以降、あまり無いような気がします...あ、「オハイオ」がありました!

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