093: The B-52's / Roam

『キャンディ』でイギー・ポップとデュエットしているケイト・ピアソンはB-52’sのヴォーカル&キーボード。
B-52’sは、1978年に「ロック・ロブスター」でデビューしたジョージア州アセンズ出身のバンド。R.E.M.とは同郷ということになります。
初期は、2人の女性ヴォーカリストのビーハイヴヘア(ハチの巣のように盛り上がった髪型)がトレードマークの、ちょっと奇天烈なパーティー・バンドという存在で、どちらかと言えばUKでの人気が先行していました。
1985年にギターのリッキー・ウィルソン(金髪の女性ヴォーカル、シンディ・ウィルソンの実兄)がエイズにより亡くなるという悲劇のため2年間ほど活動を休止しますが、1988年リリースの『コズミック・シング』がヒット(US4位/UK8位)し、USでも人気バンドとしての地位を確立します。
この曲はアルバムからの4thシングル(US3位/UK17位)。「Roam around the world」の歌詞の通りに、世界中を旅するPVが印象的でした。
ケイトとシンディの女声ハーモニーがイケイケ(←死語?)な感じでカッコいいですね。

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