188: Arctic Monkeys / A Certain Romance

パルプはシェフィールド出身ですが、他にも、ジョー・コッカー、ポール・キャラック、デフ・レパード、ヒューマン・リーグ、ABCなど、多くのミュージシャンを輩出しています。
そして、21世紀に登場したアークティック・モンキーズも、シェフィールド出身。
これまでにリリースしたアルバム6枚すべてがUKナンバー1を獲得。また、彼らのアルバムはUSでもトップ10入りしていて、今やUKを代表するバンドという存在になっています。
この曲は、そんな彼らが2006年にリリースした1stアルバム『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』(長い...)のラストに収録されていた曲。
シングルヒットしたわけではありませんが、アルバムの中で一番好きな曲で、当時よく聴いていました。
イギリスの若者の日常を鋭く描写した歌詞を、淡々とクールに歌うアレックス・ターナーは、当時まだ20歳。おそるべし...
ちなみに、アルバムジャケットに写っているのは、メンバーではなく、メンバーの友人のようです。記念すべきデビューアルバムに、関係ない奴を使うというふてぶてしさは、既に大物の片鱗を見せていたということでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?