128: Talking Heads / Once In A Lifetime

ブライアン・イーノがプロデュースした作品で、外せないのがトーキング・ヘッズの3枚のアルバム。その中でも、最後の3作目にあたる、1980年リリースの『リメイン・イン・ライト』は、ロック史に残る名作です。
アフロビートやポリリズムといったアフリカ音楽の要素を取り入れたサウンドは、当時主流のロックとは大きく離れたものでしたが、後年の「ワールドミュージック」をかなり先取りしたものでした。
私も、最初聴いた時は「単調だなぁ~」と感じたのですが、何度か聴くうちに、そのねちっこいリズムがクセになる、そんな作品です。
当時のチャート順位こそUS19位/UK21位と地味なランキングではありますが、「80年代の名盤」や「歴代の名盤」といった企画では必ず上位に顔を出す作品です。
ちなみに、このMV、デイヴィッド・バーンが奇妙なダンス(?)を踊っていますが、振付師は、1982年にチアガールの格好をして「ミッキー」を大ヒットさせたトニー・ベイジルです。

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