184: The Yardbirds / Happenings Ten Years Time Ago 14 Shiny_Shin 2021年7月5日 21:56 エリック・クラプトン脱退後、ヤードバーズは後任としてジェフ・ベックを迎え入れ、この体制でアルバム『Yardbirds(通称Roger The Engineer)』を録音します。アルバムのリリースと前後して、今度はベースのポール・サミュエル・スミスが脱退し、その後任としてジミー・ペイジが加入。すぐにリズム・ギターのクリス・ドレヤとコンバートし、ベック&ペイジのツイン・リード体制が完成します。この体制でリリースされたのがこの曲(UK43位/US30位)。曲自体はちょっとエスニックなポップスという感じですが、全編サイケデリックな雰囲気で充満しているところに、1966年10月リリースという時代を感じます。ギターが奏でる爆音は、その後のヘヴィー・メタルの原型とも言えますし、ベースを弾いているのが、当時セッション・ミュージシャンだったジョン・ポール・ジョーンズということもあり、この曲がレッド・ツェッぺリンの原点になったと言われることもあるようです。同年11月にジェフ・ベックが脱退したため、ベック&ペイジ体制はわずか5か月で終了し、このラインナップでのシングルリリースはこの1曲のみとなりました。 #音楽 #動画 #ジェフ・ベック #ジミー・ペイジ #サイケデリック・ロック #ヤードバーズ #ロジャー・ジ・エンジニア #幻の10年 14 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート