154: Dusty Springfield / Son Of A Preacher Man 12 Shiny_Shin 2021年6月5日 19:44 ダスティ・スプリングフィールドの作品で、現在最も高い評価を受けているアルバムが『ダスティ・イン・メンフィス』であろうと思います。彼女のアイドルであったアレサ・フランクリンと同じアトランティック・レコードと契約(USのみ)し、R&Bのアルバムを作るためにメンフィスにて腕利きのミュージシャンとレコーディングした傑作です。評価は高かったにも関わらず、最高位はUS99位、UKではチャートインせずと、セールス的には低調な結果に終わります。落ち着いた雰囲気の曲が多く、ポップさに欠けるので、その辺がヒットに結びつかなかった原因かもしれません。ただ、そこがこのアルバムの魅力なのですが。この曲は、アルバムからの先行シングルで、元々はアレサ・フランクリン向けに書かれた曲(ダスティよりも前にレコーディングされるもリリースされず)。UK9位/US10位のヒットを記録しますが、この曲を最後に、ダスティの名はトップ10ヒットから長く姿を消します。そして、1987年、ペット・ショップ・ボーイズのゲスト・ヴォーカルとして参加した「とどかぬ想い」(UK2位/US2位)で復活を遂げます。この曲、当時よく聴いていました。残念ながら1999年に59歳で亡くなっていますが、「歴代の偉大なシンガー」リストには必ず名を連ね、多くのミュージシャンが影響を公言するなど、現在でも影響力は健在です。 #音楽 #動画 #アレサ・フランクリン #ペット・ショップ・ボーイズ #ダスティ・スプリングフィールド #アトランティック・レコード #ダスティ・イン・メンフィス #プリーチャー・マン 12 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート