879: Orange Juice / Three Cheers For Our Side

タイトルに「three」が入る曲は色々とありますが、個人的に大好きなバンドの曲からピックアップ。
スコットランドはグラスゴーで結成されたオレンジ・ジュース。
インディーズのポストカード・レコーズに所属していた初期が最高ではあるものの、記念すべきメジャー・デビューとなった『ユー・キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォーエヴァー』(UK21位)も、もちろん大好きなアルバムです。
バンドの中心はエドウィン・コリンズですが、この曲はギターのジェームズ・カークによる作品。
8ビートとシャッフルが唐突に入れ替わってみたり、ネオアコと言いながらも、ギターサウンドに透明感が無くヨレヨレだったり(もちろん誉め言葉)、既存の音楽の常識をはみ出したスタイルは、「これぞポスト・パンク」といった魅力にあふれています。
あ、でも、この魅力を「ヘタウマ」の一言で片づけてほしくはないですね。

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