564: Cream / Sitting On Top Of The World

もう1つの「トップ・オブ・ザ・ワールド」がこの曲。
1930年に最初の録音がされた古いカントリー・ブルースですが、その後、様々なジャンルのミュージシャンによってカヴァーされています。
ロック・ファンにとってなじみがあるのは、クリームによるこのヴァージョンでしょう。
1968年にリリースされた『クリームの素晴らしき世界』(UK3位/US1位)に収録されたこのカヴァーは、非常にスローなテンポで演奏されています。ヴォーカルは、ジャック・ブルースです。
ちなみに、この前年、グレイトフル・デッドがデビューアルバムでこの曲をカヴァーしていますが、こちらはかなりのアップテンポで、曲名を見なければ、同じ曲とは分からないかも知れません。
こういった、ミュージシャンによる曲の解釈の違いも、音楽の楽しみ方の1つと言ってよいでしょう。

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