204: Ringo Starr / Photograph

ビートルズ解散後、初めて4人全員が関わった作品が、1973年リリースのアルバム『リンゴ』(UK7位/US2位)。
さすがに4人の共演はありませんが、ジョンは「I'm the Greatest」を提供し、この曲にピアノで参加しており、一方のポールは「Six O'Clock」を提供し、こちらもピアノとシンセサイザーで参加しています。
険悪な関係になってバンドが解散しても、リンゴとだったら一緒に演奏したい、と思わせる人間的魅力があったということでしょう。
そして、そんな名ソングライター2人が曲を提供しているにも関わらず、本作からの1stシングルとなったのは、ジョージとリンゴが共作したこの曲でした。ジョージはアコースティック・ギターでも参加しています。
1973年の11月に見事にUS1位(UK8位)となり、これによりビートルズのメンバーは4人ともソロでUS1位を獲得するという快挙を達成します。
ちなみに、次のシングルとなった「ユア・シックスティーン」(ジョニー・バーネットのカヴァー)もUS1位(UK4位)に輝いています。

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