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連鎖反応 [Chain Reaction]【動画】

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つながりのある曲を鎖のように連ねながら、その曲に対する思いをコメントしていきます。ほぼ毎日更新(予定)です。
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2023年12月の記事一覧

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954: Kraftwerk / The Model

『machine』つながりで、ドイツのこのグループを。 クラフトワークが1978年にリリースした『The Man-Machine』(邦題『人間解体』)に収録されていたこの曲、リリース当時はヒットしませんでしたが、1981年に再リリースされると、本国西ドイツで7位、そしてUKでは1位を獲得する大ヒットとなっています。 シンセ・ポップと言ってしまえばそれまでなのですが、ただ、彼らのサウンドには、無機質な電子楽器音ではない、何か不思議な温かみというか、人間味を感じることが多いです。 そのあたりが、今でも多くのファンを魅了し続けている理由なのでしょう。

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953: Tin Machine / Tin Machine

「マシーン」つながりで、もう1曲。 デヴィッド・ボウイを中心に結成されたティン・マシーンが1989年にリリースした同名アルバム(UK3位/US28位)のタイトル曲がこの曲。 まるでカメレオンのように音楽スタイルを変え続けたボウイの作品は、リアルタイムでは評価されなかったものも、後に再評価されることも多いのですが、このバンドに関しては、残念ながら、そうはなっていないように思われます。 原因は良く分かりませんが、あまりにもサウンドがストレート過ぎて、「それ、ボウイがやる必要ある?」ということなのかも知れません。

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952: Rage Against The Machine / Killing In The Name

「マシーン」つながりでもう1曲。 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、同名の1stアルバムをリリースしたのは1992年。 ヘヴィーメタル調ながらエフェクトを駆使した奇々怪々なギターと、異様にディープで重厚なリズム・セクション。そこに、ラップのようなスピードで政治的な内容を多く含む歌詞が歌われるバンド・サウンドは衝撃でした。 この曲は1stシングルにもなった彼らの代表曲ですが、ウッドストック1999に出演し、この曲を演奏している時に、逆さに吊るした星条旗を焼き放ったことでも有名となりました。

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951: The Soft Machine / Joy Of A Toy

「マシーン」つながりで、このグループ。 アルバムごとにメンバーも音楽性も全く異なるソフト・マシーンですが、1968年に1stアルバム『ソフト・マシーン』をリリースした当時はキーボード・トリオ編成で、サイケデリック・ロックなスタイルでした。 この曲もそうですが、歪んだトーンのオルガンが特徴的で、後に「カンタベリー・ロック」と呼ばれることとなります。 ちなみに、このアルバムの後のツアーでは、後にポリスに参加するアンディ・サマーズが、ごく短期間のみ在籍していました。

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950: Florence + The Machine / Dog Days Are Over

「猫」が出てきたので、お次は「犬」です。 2008年にフローレンス・アンド・ザ・マシーンがリリースしたこの曲(UK21位/US21位)、グループにとって最初のヒットシングルとなりました。 以降、5枚のアルバムをリリースしていますが、最近ではリリースすれば各国のチャートで確実にトップ10入りする、そういう存在になっています。 ちなみに、「dog days」とは「犬の日」ではなく、「とても暑い日」のことを意味するらしいです。また、「(ビジネスなどの)低迷期」という意味もあるようです。 戌年生まれで暑いのが苦手な私にとっては、どちらも非常に迷惑な使われ方で、ちょっと不本意ではあります。

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949: Al Stewart / Year Of The Cat

「猫」つながりで、この曲へ。 1976年にアル・スチュワートがリリースしたこの曲(UK31位/US8位)、軽やかなサウンドと爽やかなヴォーカルが実に心地良い名曲です。 この曲を収録した同名アルバムもUK38位/US5位のヒットを記録しています。 「あれっ、猫年なんてあったっけ?」と思いますが、ベトナムなどいくつかの国では、兎ではなく猫となっており、それについて書かれた本を読んで、彼はこの曲を書いたと言われています。 ちなみに、この曲が書かれて録音された1975年も「猫年」でした。 それから4回りが過ぎた今年2023年も、我々は「卯年」と呼んでいますが、ベトナムでは「猫年」だったということになります。

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948: 少年ナイフ / I Am A Cat

動物つながりで、猫です。 少年ナイフのメジャーデビューアルバム『Let's Knife』に収録されていたこの曲、歌っているのは、メインの直子さんではなく、彼女の妹でドラマー(当時)の敦子さん。本職ではないが故のヘタウマ感が最高です。 それにしても、このアルバムが1992年リリースなので31年前。さらに、バンド結成は1981年なので42年前。 メンバーは変われど、ずっと続けていることに、本当に尊敬します。

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947: 日向坂46 / キツネ

急に寒くなって、ちょっと体調を崩し気味...「キツネ」つながりで、まさかのアイドル登場です。 2019年にリリースされた日向坂46の2ndシングル『ドレミソラシド』のカップリングだったこの曲、昨年の紅白では、表題曲ではないこの曲を歌ったことで、ファンの間では驚きの声が上がりました。 その紅白、今年、日向坂は落選ですが... パステルカラーの衣装が印象的なこのMV、4年前なので4期は加入前ですし、一方、もう卒業したメンバーもいます。当時休業中だった影ちゃんは、その後復帰して、W杯でサッカーアイドルとして知名度を上げ、卒業しています。 そもそも、この頃は、世界中がコロナ禍に見舞われるなんて、誰も思っていませんでした。 そう思うと、この4年間、本当にいろんなことがあったんだと実感します。

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946: Jimi Hendrix Experience / Foxy Lady

今日は「Fox」つながりです。 1967年の『アー・ユー・エクスペリエンスト?』(UK5位/US2位)に収録されていたこの曲、シングル最高位こそUS67位どまりではありますが、文句なしでジミヘンの代表曲の1つです。 オリジナルであるUK盤では、アルバムのオープニング・ナンバーでしたが、US盤ではB面の最後から2曲目で、しかもスペルが「Foxey」となっていました。 まあ、この時代らしい適当さ加減ではあります。

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945: Sweet / Fox On The Run

今日は「オン・ザ・ラン」つながりです。 1975年にリリースされたこの曲は、スウィートの大ヒットシングル(UK2位/US5位)。また、グラムロックの代表曲でもあり、70年代ロックのコンピレーションには、かなりの頻度で収録されています。 まあ、ボウイやTレックスほどメジャーではないのですが、その絶妙な「B級」感がマニアにはたまらない、そんなバンドです。

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944: Paul McCartney And Wings / Band On The Run

「死ぬのは奴らだ」のヒットから約半年後、ウイングスの最高傑作と評されるアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』(UK1位/US1位)がリリースされます。 このアルバム、ナイジェリアのラゴスでレコーディングされたのですが、直前にメンバー2名が脱退し、録音時のウイングスは、ポールとリンダのマッカートニー夫妻、そして、先日亡くなったデニー・レインの3人だけでした。 ラゴスでのレコーディングもトラブル続きだったようですが、何とか完了し、ロンドンでのオーバーダブとミックスを経て、リリースされています。 ビートルズ解散後、なかなか評価されず不完全燃焼感のあったポールが、うっぷんを晴らさんばかりに放った、70年代ロックの名盤と言えるでしょう。 組曲形式のこのタイトル曲は、シングルカットされ、こちらもUK3位/US1位の大ヒットを記録しています。

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943: Guns N' Roses / Live And Let Die

『ユーズ・ユア・イリュージョン』収録のカヴァー曲つながりです。こちらは、『Ⅰ』に収録されていました。 オリジナルはウイングスで、映画『007 死ぬのは奴らだ』の主題歌でした。シングルリリースされ、UK9位/US2位の大ヒットを記録しています。 ガンズのヴァージョンもシングルとしてリリースされており、US33位/UK5位となっています。 セールス面ではウイングスの方が上ですが、ガンズらしさが良く出たカヴァーで、甲乙つけがたい作品だと思います。 それにしても、このアルバムの翌週にニルヴァーナ『ネヴァーマインド』が、さらに1ヵ月ちょっと後にはマイブラ『ラヴレス』やTFC『バンドワゴネスク』がリリースされていて、1991年というのはロックの流れを大きく変えた1年だと、改めて思います。

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942: Guns N' Roses / Knockin' On Heaven's Door

『デイズ・オブ・サンダー』サウンドトラック収録曲から、もう1曲。 言わずと知れたディラン・ナンバーを、人気絶頂期にあったガンズがカヴァーしたこの曲。当然、シングルカットされてるかと思いきや、このサントラからはカットされていません。 翌1991年にリリースされたアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン II』(US1位/UK1位)にも収録されていて、ここからのカットで、UK2位を記録しています。 ガンズは、大学入学直後にコピーバンドをやったくらい、当時大好きなバンドだったのですが、このカヴァーはというと...という感じでした。

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941: Maria McKee / Show Me Heaven

セールス面では成功したとは言えないマリア・マッキーですが、実は自身もUKナンバー1ヒットを出しています。 1990年の映画『デイズ・オブ・サンダー』のサウンドトラック(US27位/UK4位)に収録され、1stシングルにもなったこの曲が、見事UKナンバー1を獲得しています。 いわゆるパワー・バラードで、いかにも映画で使われそうな感じの曲ではあります。 とはいえ、この曲を除くと、トップ10はおろかトップ20入りすらなく、やっぱり不遇なミュージシャンというイメージは拭えません。 それにしても、MVに出てくるトム・クルーズが若い...