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2021年8月の記事一覧
235: The Rolling Stones / Walking The Dog
今日、仕事中にチャーリー・ワッツが亡くなったことを知りました。 偉大なるドラマーへの追悼の思いを込めて、今日はストーンズの曲を取りあげさせていただきます。 ラモーンズのフレーズで最も有名なのは、「電撃バップ」(「ブリッツクリーグ・バップ」よりも、こっちの邦題の方が好きです)の「Hey Ho, Let’s Go!」の掛け声ではないかと思います。(もしくは、「ピンヘッド」の「Gabba Gabba Hey!」でしょうか) このフレーズ、1964年にリリースされた、ローリング・ストーンズの1stアルバムに収録されていた、この曲(ルーファス・トーマスのカヴァー)をヒントにしています。 0:10あたりでミックが歌う「High hose, tipsy toes」を聴いて思いついたらしいですが、そう思って聴いてみても、私にはあの掛け声は作れない自信があります。 それにしても、ちょっと引きずるような独特のリズム感の、あのドラムこそがストーンズらしさだったなあと、改めて思います。
228: The Smiths / Please, Please, Please Let Me Get What I Want
ザ・スミスで、どうしても取りあげておきたいのがこの曲。 コンピレーション・アルバム『ハットフル・オブ・ホロウ』で初めて聴いたのですが、最初は「タイトル、長っ!」と思ったことを覚えています。 ただ、聴いていくうちに、この2分にも満たない曲の美しさに、すっかり魅了されました。 この曲は、シングル「ウィリアム(William, It Was Really Nothing)」のカップリングだったのですが、カップリングのもう1曲は「ハウ・スーン・イズ・ナウ?」という豪華さ。 ある意味、ザ・スミスにとって最強のシングルかも知れません。 今にして思うと、ザ・スミスの音楽を10代半ばに聴くことが出来たのは、本当に運が良かったと思います。 自分の音楽的嗜好に大きな影響を与えてくれたバンドに感謝です。