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『バンクシー』を観てきました(MUCA展の感想その1)

こんばんわ。MUCA展に行ってきたので、その時の状況や感想などを記したいと思います。(好きな創作物(14))

本展覧は『バンクシー』など路上アーティスト(とゆう言い方が正しいかわからんのですが)が対象となっている美術展です。

アーティストはバンクシーを始め、カウス、インベーダー、JRなどの作品が展示されていました。

今回は特にバンクシーについて記したいと思います。

ちなみに、いずれの作品も初めて見るものばかりです。

MUCA展は日本では京都や東京など3か所で順次開催されたもので、わたしは東京開催(六本木)のものを観てきました。

チケットは指定時間帯毎に人数の上限で販売されているためか、会場ではそれほど大人数がひしめくことはなく、落ち着いた状況で観覧できて良かったです。

今回良かったことは撮影可能であり、また、写真は非営利であればSNSであげることも可能の対応がなされていたことです。(※詳細は公式HPを参照のこと)

(ただし『Girl Without Ballon』については動画が禁止とのこと)

※扉絵: 同美術展で撮影: バンクシー作「風船と少女」:MUCA展より

(参考)MUCA展公式HP
https://www.mucaexhibition.jp/

1.『Girl Without Ballon(風船のない少女)
                                                    作:バンクシー


MUCA展より バンクシー作:『Girl Without Ballon(風船のない少女)』(筆者撮影) :係員の他に、主に当作品のためと思われる専従の制服警備員がおりました!

本作はたぶんここ最近で氏の作品のなかでもっとも著名になったものの一つです。

本作が当美術展の眼玉となっており、最後尾に展示されていました。

本作を著名にした事件はオークション会社ササビースの落札現場で突然額縁の絵が動き出してシュレッダーにかけられた、とゆうもの。

会場の誰もが(少なくとも一般客など)このパフォーマンスを事前に知らされていなかったので、騒然となり、当然世界的なニュースになったもの。

「おおー! 本物を見た!」とゆう感慨はありました。来てよかった!

本作はオークションで高額な値をつけられたとたん、シュレッダーで遺棄されるとゆう、一種の風刺めいたパフォーマンスアートとも言えます。

絵の額縁がそのままシュレッダーになるとゆうギミックがその発想を含めてすごく面白いと思いました。

(引用元)『バンクシー、シュレッダー絵画騒動に飛び交う憶測』(Youtube: FCI NY)

たぶん、本作は落札後にシュレッダーがかけられ、どよめく人々、それを報じる様々なメディアの拡散を含めてアート作品なのであろうなと思います。

ニュース動画では、落札会場で携帯を耳にしながら絵がシュレッダーにかけられる瞬間を間近で呆然とみている女性が映されていますが、彼女こそ本作品の本体そのものを一番の特等席で閲覧できた方なのでしょう。

(続く)

『風船と少女』:作:バンクシー ::MUCA展より(筆者撮影)


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