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26.財布を落とした息子

大学生の息子は、サークルの用事で、たまに東京に
行きます。初めは心配で気になっていましたが、
最近は何も気にしなくなりました。

ところが、残業しているところに息子からLINE。
「財布無くした。」
えええ!どうするの!もう仕事が手につきません。

息子から連絡が入る時はたいてい大変なことに
なっています。

高校の卒業旅行に新幹線の駅に向かう途中に、
「反対方面の電車に乗ってしまった」
結局新幹線には間に合わず、変更できないチケットのため、先に向かった友人達を、普通に新幹線切符を買って追いかけたようです。  

大学生になってからも、知らない電話番号からの
電話に出ると、息子からで、
「山登りしてたらいつのまにかスマホがない」
えええ!山登りなんてしてたの?
しかも山で落としたらもう無理やん。

けれど翌日警察から連絡があり、山の売店に親切な方が届けたくださっていたようで、無事に手元に
戻ってきました。

スマホを落としたのはこれで二度目です。
一度目は駅から家までの途中の道に落ちているのを、後から探しに行って見つけました。

なんとまあ、困った子です。

今回の財布はさすがに連絡もなく、たいていのカード類は紛失の連絡をしましたが、できていなかった
交通系カードのチャージ残高を使われてしまっていたようで、いい人が拾ってくれるという望みは
なくなってしまいました。

財布の中にはほとんどの本人確認書類が入っていたので、もう本当に大変です。恐ろしい。
もし私が財布を落としたら、息子以上に大変なことになりそうです。

これを機に、財布の中身も捨て活しないと、
と怖くなってしまいました。
50歳まで143日。なんてことだ。

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