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43.いつどうなるかわからない命

数日前、父が救急車で運ばれました。
動脈瘤破裂で緊急手術を受けました。
母に電話が繋がらなかったらしく、救急隊の方から私に電話が入りました。

驚き、焦り、動悸であたふたとなってしまいました。救急隊の方からの電話の時には、まだ原因も
聞かされておらず、意識はあると聞いていたのですが、それでもドキッとして、焦りながら病院まで向かいました。

父の携帯電話からの電話だったので、呑気に
「はいはーい」と出ると、知らない人から
「娘さんですか?」
初めは、警察の人?誰?父に何かあったの?
もしかして亡くなったとか?事故?事件?

一瞬の間にいろんなことが頭を駆け巡り、
こんなに焦ったのは本当に久しぶりかもしれません。

とてもありがたいことに、近くの病院に受け入れてもらい、手術していただけたので、命を取り留めることができました。まだ目を覚ましたところですが、命を救っていただいたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

動脈瘤破裂のことは、聞いたことはありましたが、身近なものとしてとらえていませんでした。
自分ごととして考えていませんでした。

母によると、私が小さい頃に祖母も動脈瘤破裂を経験していたようですし、父も今回なってしまいましたし、恐らく遺伝的に私の家系は血管系の病気に罹りやすいようです。祖母と父に似ている私も、きっとリスクが高いと思います。

動脈瘤破裂を検索してみると、死亡する確率がかなり高いとのっています。動脈瘤ができても、ほとんど自覚症状がないらしく、エコーやCTの検査でしか見つかりにくいそうです。

突然亡くなってしまうなんて、恐ろしすぎます。
検査して防ぐことができるなら、絶対に検査を受けた方がいいです!人間ドックなら検査に含まれていると思いますが、一般的な健康診断だと、節目の年齢しかエコー検査はないようです。

命は、歳をとっていても若くても、誰にとっても、いつどうなるかはわからないものですが、治療ができる病気なら、できることはしたいです。

医療関係者の方々に感謝と尊敬の気持ちを込めて。
50歳まで125日。


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