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ボドキン

ウナギへの期待値高め

ジャーナリストの主人公たちは都会を抜け
ある過去の失踪事件を調べに自然溢れるアイルランドへ。
気が強く真実のためにはなんだってするダヴ、一攫千金を狙うポッドキャスターのギルバート、ダヴに憧れるエミーの3人は街に潜む闇に挑みます。

序盤のストーリーは正直掴みにくい部分が多く、田舎の自然と妙に団結感のある住民を3話以上をかけて長々と描かれており少し飽きるところがありました。
後半はその街に潜む闇が事細かく書かれ
深く考えなくても見れるわかりやすいミステリーでした。

アイルランドという平和な国の平和な小さな街
ボドキン。
だからこそ出た杭は打たれ、噂や憶測はすぐに飛び交い住民はとても窮屈そうでした。
そんな中過去の事件を掘り下げに来た3人は格好の餌食であり、娯楽の一部。
出ていけと口では言っていても本当は真実を暴いてほしいのではと感じました。

そして何よりウナギがでてきてからというもの
永遠とウナギに翻弄される主人公達。
詳しくない為ウナギってそんな凄いんだぁとしか感想が出てきません。
ウナギで一攫千金を狙う住民。
ウナギの生態に尊敬を抱く住民。
ウナギを求めたふりして悪党を狙うICPO。
祭り会場で舞うウナギの稚魚。

この話の主人公はもうウナギです。
異論は受け付けます。

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