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ちょっと無理してたかもしれない

自問自答ファッション教室後の気持ちの変化の記録です⭐︎

自問自答ファッション教室から数週間たった。
頭にふわんふわんと浮かんだこと。それは…

「私、無理してたかもしれない。」

好き100%、なりたい100%を着なくちゃ、いけない。
攻めなきゃいけない。
恥ずかしさを取り払って、自分の最高を目指さなきゃいけない。

そんなふうに考えていたかも…と思ったのだ。

去年の秋、モードファッションの楽しさを知った。
好きになった。憧れた。

そこから徐々に、無理してでも着たい、と思うようになっていた。
この服で地元歩けないな…。
この服で、子どもの学校行けないな…。
でも、なりたいになるには、好きを着るには、勇気を出さなきゃいけないんだ!恥ずかしいけど頑張って着なきゃ!!と思ってしまっていた。

そんなふうに思って買った服は、結局数週間頑張って勇気を振り絞って着てみたものの、恥ずかしくなってしまい、今は着ていない。

自問自答ファッションは、あの三角の表のてっぺんを目指すべきだよね!!目指さなくっちゃ!!と勝手に思ってしまっていた。(あきやさんの1冊目のご本にある“あの三角の表”参照)

本当の私は、社会に溶け込める服が落ち着く、と気づいた。
その上で、周りの人から「あの人、どこかオシャレで素敵なんだよなぁ。」って思われたいかもしれない。
「わぁ!あの人攻めてんなぁ!!かっけぇぇ!ひゅー!」とは、思われなくていい。

私は、無理をして三角形のてっぺんを目指してしまっていた。
でも、今の私はてっぺんじゃなさそうだ。
今の私の居心地の良い場所は、てっぺんじゃなくていい。

そう思ったら、去年の秋までに揃えた制服が、今の私の心にもぴったりだった。
冬以降に買ったものは、攻めすぎていた。
きっと、秋に制服が揃ったけど、心の中で、「もっともっと上を目指さないとだめだ!頑張らないとぉぉぉ。もっともっとときめくものを!!!」って、思ったんだと思う。
でも、ときめくものを実際に買って、着て過ごして、ソワソワして、
なんか…!違う…!!と気づけた。
そして今、秋までに揃えた服でいいな…と思っている。

いつかいつの日か、コムデギャルソンやジュンヤワタナベ、ノワールケイニノミヤの服を日常着に出来る日が、来たら嬉しいけど、今の私には、まだ早かったみたい。
いつかのために、試着は続けよう。
「今じゃない」そう決めてからのコムデギャルソン系列の試着は、買うor買わないの真剣勝負じゃなくなり、ときめきを摂取できるとても楽しいものになった。

勇気を出さなければ着れない服は、着ないものリストに入れることにした。
いつか勇気を出さなくても着れるようになったら、ぜひ着たい!と思う。

今の自分が心から安心して、居心地良く社会で過ごせる最適な服は、もうすでに揃っていたから😊今の私の制服は100点じゃない。もう少し、ここがこうだったらなと思うコーデもある。でも今は、100点じゃなくても、去年の私よりもずっとずっといい。その変化が嬉しい。
今の自分と今の制服にとても満足している。


なかまち



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