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フレンドホーム① 面会までの流れ

それでは、フレンドホームに応募してから面会までの流れを共有します!
あくまで私の経験ですが、全体的な流れは皆さん同じだと思いますので、参考になさってください。

5/3 「フレンドホーム応募」という件名で近隣の児童養護施設にメールを送信
はじめまして。〇〇市在住の△△です。
この度、フレンドホームに応募したくご連絡しました。
よろしくお願いいたします。

というだけのメールを送りました。電話でももちろん良いと思います。
私は、落ち着いて返信を考えたいのでメールにしました。訪問日を決めるのに電話だと焦ってしまうので😅

すぐに返信が来て、フレンドホームのあらまし(東京都福祉保健局)などを読んだ上で興味があれば、詳しい話を聞きに来てほしいということで、訪問日を決めていきました。


5/15 児童養護施設訪問、詳細説明

自転車で15分弱のところでしたが、私は絶対にスムーズにいかないと思ったので余裕をもって出発。場所はわかったけど、正門はどこだ!?って感じで、案の定2分前くらいの到着… あまり早く着きすぎても申し訳ないからちょうどいいですよね!?(笑)
それにしても本当google map はすごいです。助かってます。いつもありがとう!(笑)

正門は開いていて、中を覗くとすぐに事務室が見えたので、勝手に入って行ってしまいました…
今となっては、インターホンを鳴らすべきでしたね😅

すると、メールでやり取りしていた担当の方が出てきてくれました。
綺麗なお姉さん!!💘

里親支援専門員の方でした。

そして、日本の児童虐待の実情や、当施設への児童の入所状況、フレンドホームについて説明・注意点などを聞きました。

「突然の音信不通、とかはやめていただきたいですね…(苦笑)」

これがとても心に残りました。

youtubeで聞いた児童養護出身の方の話でも、突然連絡が取れなくなったということがあったそうです。
”もうやりたくない””事情があってできなくなった” どんな事情であれ、しっかり説明するべきです。
自分がされて嫌なことは相手にしてはいけませんよね。
存在していた関係が突然なくなるのは、子どもにとってとても負担です。

1時間弱お話をして、その日は終了でした。
何か質問がある方はここで聞き放題です!しっかり解消しましょう!


5/21 あたり? 申込書記入、送付

説明を聞いた後は、同居家族等と今一度相談して、申請書を記入します。「母に当たる方」「父に当たる方」代表で2名の略歴を書く必要があります。うちの場合は母に当たる→母 父に当たる→私 にしました。
また、家族の氏名や年齢、職業なども書きますし、家の専有面積なども書きました。

過去の記憶なのでアバウトですみません。でも、特段苦労することはありませんでしたよ!


6/19 家庭訪問

申込書を送った後、再びメールが届き、家庭訪問の日程調整をしました。

そして家庭訪問の日、我が家は2階建ての一軒家ですが、リビングでお話しただけで、部屋を見て回る、というようなことはありませんでした。
「家の雰囲気をみるため」という認識でしたが、”家”というよりは”家族”の雰囲気でしたね!
本当は同居家族が全員揃った方がいいのですが、我が家は私、母、弟、の3人が同席となりました。

「どんな家族ですか?」「(家族1人1人)どんな性格・人柄ですか?」「趣味はなんですか?」「子どものころ、どのように過ごしていましたか?」「どのように交流したいですか?」のような質問を受けました。我が家(私?)はそれぞれお互いに対して興味がないので、あまり答えが出せなかった時はちょっと焦りました。(笑)

弟は、「児童が”行きたい”と思っているから行くのか、それとも大人の事情や考えで多少なりとも”行かされる”という形になってしまうのか」ということが引っかかっていたようで、ここで質問していました。

答えは、「児童も希望しているから行く、強制的に行かせるようなことはないです」とのことでした!

本当にこの制度が子どもたちの役に立つのか、子どもの為になるのか、意見が分かれることだろうと思います。

弟からは、『「普通の家庭はこんなところだ」と見せることによって、より自分の状況を辛く感じてしまうのでは? 1人助けたところで何になる? ”フレンドホームに行けない子”(フレンドホーム数が足りていないという状況から)が少数になったらその子たちがよりかわいそうでは?』という疑問もでました。

確かにそうかもしれない・・・ 一般家庭の生活を見せるべきという大人のエゴなのだろうか・・・ 1人しか受け入れられないという限界・・・

しかしこの制度がもう何年も続いていることは、少なくとも不要なものではないということなのではないでしょうか。

ネガティブな想像より、ポジティブに考え、やっていこうと思っています。

やらないよりは、やる。

そして、こうやって発信することで、誰かもう1人、やってみよう、という人が増えたらいいなと、本当に思います。

時に施設での生活は、大人数ゆえに時間が決まっていたりして、息苦しいこともあるようです。そんな時の「息抜きの場」にフレンドホームがなったらいいと思います。


6/24 フレンドホームとして登録

そんなこんなで、正式にフレンドホームとして登録されました。
児童養護施設への登録になります。
A4の紙1枚になりますが、通知書が届きました。


7/13 交流児童決定

家庭訪問の時すでに、「雰囲気が合うと思う、お願いしたい子」がいるとのことで楽しみにしていましたが、”児童相談所の了解が取れない”とのことで交渉を続けてくださっていました。
このように、実親の意向や児童相談所の判断も関わってきます。

7/13にメールが届き、さっそく面会の日程調整に入りました。



次回、面会の様子です
ドキドキ💓
お楽しみに!


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