アルバムレビュー② The Zombies 『Odyssey and Oracle 』
第二回は何にしようと考えていた時、ふと頭に流れてきたので今回はゾンビーズの「Odyssey and Oracle」のレビューをやっていこうと思います。
1968年発表の今作は、ビーチボーイズやビートルズなどに引けを取らないほどポップな大名盤です。
作曲できる人が複数いるというのもビーチボーイズやビートルズに似てますね!
このアルバムが発売された時にはすでにゾンビーズは解散していたという話が有名ですが、「なんで解散したんだ!」ってくらいに美しいアルバムなので紹介させてください!
『Care of Cell 44』
一曲目はロッド・アージェント作曲のナンバー。
いきなりポップで聴きやすい楽曲。流れるような転調も美しくて素晴らしい。歌詞はというと、
「刑務所から君が帰ってくる!やった!」って感じのラブソングですね。
『A Rose for Emily』
こちらもロッド・アージェント作曲。美しいメロディーとコード進行はもはや魔法のよう。コーラスもめちゃくちゃ良い。けど、それに反して歌詞はちょっと重ためかな。
『Maybe After He’s Gone』
続いてクリス・ホワイト作曲のナンバー。作曲者が変わったからと言って違和感は特に無い。さっきよりシリアスめな曲で、歌詞も嫉妬ぽい。
『Beechwood Park』
クリス・ホワイト作曲。またしっとり系の曲。ちなみにクリス・ホワイトによると、ビーチウッド・パークは実在する学校らしいです。
『Brief Candles』
クリス・ホワイト作曲。またしっとりかと思いきや
曲調が変わって明るい雰囲気へ。本当にため息が出るほど美しいメロディー。
『Hung Up On a Dream』
ロッド・アージェント作曲。いつも通りの綺麗な転調をたっぷり味わえる。コーラスもまたまた美しい。
『Changes』
クリス・ホワイト作曲。メロトロンの音色がめちゃくちゃ良い!(メロトロンじゃなかったらごめんなさい)そしてこの曲はなんと言ってもコーラスだと思う。分厚いコーラスが本当に美しい。仰々しい雰囲気。
『I Want Her She Want Me』
ロッド・アージェント作曲。オープニングのベースがかっこいい曲。軽くてキャッチーで、シングルとかになっても良さそうなほどポップ。歌詞も明るいし。
『This Will Be Our Your』
クリス・ホワイト作曲。日本でもCMで使われてたりしたから、知ってる人も多いと思う大名曲。普遍的なメロディーに明るい歌詞がよく似合う。
『Butcher’s Tale(Western Front 1914)』
クリス・ホワイト作曲。一気に雰囲気が変わって
仰々しい雰囲気に。RPGとかで使われてそうな感じがする。このアルバムの第一弾シングルだそう。歌詞は反戦歌。
『Friends of Mine』
クリス・ホワイト作曲。前曲から打って変わって
アップテンポでキャッチーな一曲。コーラスも可愛らしい。歌詞も可愛らしいラブソングで、聴いてて楽しい!
『Time of the Season』
ロッド・アージェント作曲。そして、ゾンビーズの代表曲。解散後、シングルとしてアメリカで発表され、全米3位の大ヒットを記録。文句ない名曲。最後がこれってところも含めて最強のアルバムだと思う。
以上、ゾンビーズのオデッセイアンドオラクルレビューでした。レビューというか説明みたいになってしまいました。これからもたくさんレビューを書いて文章力を磨いていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!
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