怪しいと言われている仮想通貨レンディング GROWを調べてみた。
初めましてたつぞうです。
仮想通貨レンディングGROWのコインデスクの(広告)記事とTwitter等での反応に興味を持ち、このサービスについて色々調べてみました。
好奇心が高じて、けっこう調べてしまったので、せっかくならばとブログにしました。初めてのブログですので色々ご容赦頂ければ幸いです。
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調べようと思ったきっかけ
①SNSでかなり理不尽に叩かれていた
コインデスクの記事を読んで、自分的にはけっこう納得でき、レンディング候補の一つにしようかと思いましたが、Twitterの反応が酷い(笑)。ほぼネタ扱いでした^^
以下、見受けられた反応です。
「アービトラージ&高い利率は詐欺」「絶対潰れそう!」「8%のAPYはFTXと同じだからやばい」「韓国系=Luna・テラ⇒やばい」
「アビトラやってる皆さん年8%以上儲かりますか?>回答『厳しいかな』>詐欺だな」
これを見て、思わずツッコミたくなりましたw
ほぼ論理的な反応ではなく、過去の事例からの拒絶反応??ですね。
裁定取引は全員が儲かることはなく、ごく一部の強者がほとんどの収益機会をさらっていく手法なので、パフォーマンスをTwitterでみんなに聞くことは無意味です。麻雀で参加者全員に儲かったか聞くようなもの(儲からない人が多数派)。
②良さそうなレンディング先が不足している
私はレンディング先は、ひとつが何かあっても死なないように複数用意する主義なのですが、去年のレンディング業者破綻ドミノ以来、使いたいと思うレンディング先がありませんでした。
ちなみにLUNA/UST崩壊の初期段階で、Defi使ってそうな暗号資産レンディングからすべて撤退したので、資産は無傷でした。
まだ生き残っているところは、破綻したところよりまともな運用している&連鎖破綻から学んでリスクマネジメント能力が向上していると思われるので探し続けていた矢先のコインデスク記事。
少し前にHashHubがSBIに買収されたという発表があったので、HashHub Lending もさらに厳しい貸借料率になりそうと思ってます。SBIに買われたことでクレジットリスクが下がるはずなので当然ですけど。
余談ですが、HashHubレポートは中立性を引き続き大切にしてほしい。
少し余計なことも書きましたが、とりあえず使えそうな仮想通貨レンディング業者不足が顕著。DeFi使っての運用は個人でリスクコントロールしながらやりたいので、DeFiとは無縁なレンディングサービスを欲してます!
Growってどんなサービス?
Growは暗号資産のレンディング・ステーキングサービスを行っています。2021年に作られた会社です。
問い合わせたところ、サービスは2021年の1月からスタート。サービス開始から2年、地獄のような2022年を生き残り、FTX破綻を乗り越えているのはポジティブ材料です。
メンバーの経歴は、ほとんどが長く外資系金融で働いた経歴ということでした。目下のところ、クリプトネイティブな経営者の会社から不祥事が続いていますので、これもポジティブ材料。
そもそも仮想通貨のレンディングサービスとは
仮想通貨のレンディングとは、保有している仮想通貨を貸し出して金利(利息)を得る運用手法のことです。一定期間貸し出すだけで、仮想通貨の保有数量を増やすことができます。
自分がトレードしなくていいのが魅力。投資において時間を味方につけることは非常に重要なので、潰れにくい会社を見つけることが大切になります。
やはり高めの貸借料率が魅力
暗号資産取引所また、レンディングサービスと比較してみました。
ここでは国内レンディングサービス業者と比較してみました。
BitLendingさん、HashHub Lendingさん、GMOコインの貸し暗号資産サービスは引き出せるまで一月以上必要になります。
並べてみると、BTCでいつでも引き出し可能なGROW Flexibleの利率が一定期間ロックされるHashHubさんとGMOさんの利率が同じ。。。
素直にGROWが高い利回りを提供してくれているとも言えますが、国内もう少し頑張れ。。。
GROWに貸借料は今後変更あるのか、このレベルをこれからもキープしてくれるのか!
ここは大切なところなので、GROWに問い合わせをしてみました!
以下サマリーです。
”サービス開始以来変更は1度だけ”
”今後変更するかもしれないが、今のレベルはキープできるだろう”
”Fixed(固定期間)は申し込み時の報酬%が期間中は固定で貰える”
アービトラージで最大10%以上の貸借料を支払うことができているということ自体が驚き!(Twitterで叩かれているのも少しわかる)
ここは大切なところなので、もうすこし深堀したくて連絡をとってみました!
もともと証券会社の自己部門やヘッジファンドで運用経験がある人たち十数名ほどで、アセットマネジメントチームが構成されていると教えてもらえました。
感覚的に10名と多いのでデータサイエンティスト系・開発者も入ってそうですね。
自分でBotやっても年10%以上は絶対でないですが、チームを作って専門家そろえて、、、、
コインデスクのインタビュー記事でも、暗号資産市場はまだ裁定取引のチャンスがぜんぜんあると書いてありました。そもそもこの辺りの記述は、Twitterの皆さんと違い、違和感を覚えなかったんですよね。暗号資産市場は為替、株、債券と比べればまだまだ効率化されていないので、チャンスはあると思います。
以下はGROW英語サイトにあった記述です。
https://www.grow3.io/support.html
ここまで書いて思いましたが、GROWのサービスの最大報酬率が8%なんですよね。ユーザー全員が8%のプロダクト使うはずもなく、BTC貸出でも期間が短いものや、いつでも引き出せるもの(3%報酬)を使う人もいるので、会社として黒字化できるパフォーマンスはもう少し下でしょう。高く見積もっても必要なのは7%かな(適当)。
ちなみに一般的に裁定取引のトレードはシステム・ストラテジーのメンテナンス、研究等が大変なので、年10%と言われても私はやりたくありません!職人芸の世界です。
そもそも裁定取引で最も大切なものは取引手数料を下げること!
取引所の手数料さげるには大量のトランザクションが必要になるので、個人でやったら10%でないでしょう。。。
使ってもいい運用なのか??自分なりの推論・考察
ここまでダラダラ書いてしまいましたが、一旦まとめます。自分の金融知識・トレーダー経験からの推測にすぎませんのでご注意ください。
レンディングで顧客に支払う報酬が年7%なら、できなくはなさそう。特に顧客から現物を借りての裁定取引ならいけそう。
毎月コンスタントに7%稼ぐのは難しいだろう。
出来高次第なところはあるので儲かる月とそうでない月のばらつきがあるでしょう。暗号資産の市場でヘッジファンド運用者(クオンツ)がしっかり研究してそう(人数的にそうじゃないとおかしい)。
今後、同じレベルのプロ運用者が増えると、報酬%は下がるだろう。
裁定取引がメインなので、取引所の流出リスクは背負っている。
オプション裁定取引やれば、よりパフォーマンスでそう。(クリプトではISDAないからリスクはある)
ETHの報酬が低い理由はDefi使ってないからだろう。
日本語で質問も早めに、けっこうしっかりCSデスクが答えてくれたので安心感は増した。
自分としては少なくとも利用を検討する価値はあると思っています。Twitterでひたすら詐欺だと叩かれるレベルのものとは違う印象。
Growレンディングにリスクはある?
レンディングは会社倒産・サービス停止リスクがあります。
倒産した場合は、貸し出した資産が戻ってこないと考えたほうがいいでしょう。レンディングは利回りを得れる代わりに、倒産リスクを負うのでしょうがない部分ではありますが、大切な資産ですので、潰れにくい会社を選ぶのが大切です。ご自身で確認しましょう!
期間、レンディング先を分散させることも一つの手段です。
ライセンスと監査について
シンガポール法人ということで、レンディング業者もPSA2021を申請するに要があります。コインデスクジャパンのインタビュー記事でも発言がありましたが、用意ができているそうです。申請はだれでもできると思いますが、受理されない場合はビジネスを閉じる必要がありますので、ここは何の規制もないところよりポジティブ。
日本はまだ野放しが続くと思いますので、それより、ライセンス取るシンガポールのレンディング業者のほうが体制的な整備は進んでそう。
シンガポールでは会計監査が小さい会社でも求められます。ここでシンガポールの監査要件はについて書くことはしませんが、レンディングというビジネス上、借入が膨らむので、監査会計は必要でしょう。サービス開始から2年たっているので一度は監査受けているはず。
自分的にはここけっこう重要です。Auditはきちんと会社の財務状況を見て、サインします。当然、不正防止効果が大きいです。
これを調べている過程で”GROW”という会社がシンガポールに無くて、疑いました!
結論!なんと”GROW”はサービス名で、社名がUFI PTE.LTD.と判明。
ここに結構時間使ってしまったので、GROWのCSデスクに教えてもらったときは”記事にもそれ書けよ!ちゃんと調べるやつもいるんだよ!”と怒りに似た感覚を覚えました。この社名はシンガポール会計登記局(ARCA)のサイトでも確認できました。会計監査うけてる模様。
自分の結論
DeFiを使わないレンディングサービスにニーズがある自分としては、使う価値ある。インタビューされていたSeanさんだけでなく、運用責任者からも話を聞けたら、安心感増してそれなりの数量使ってもいい。
取引所への規制のため、日本国内からはこの手のサービスでてこないだろうからどの道、レンディングサービスは海外使うだろうし。自前トークンで報酬%を嵩上げしていないところもよい。
欲を言えば、使っている取引所を知りたかったが、当然教えてもらえませんでしたw
改めて、レンディングは会社倒産・サービス停止リスクがあります。
倒産した場合は、貸し出した資産が戻ってこないと考えたほうがいいでしょう。レンディングは利回りを得れる代わりに、倒産リスクを負うのでしょうがない部分ではありますが、大切な資産ですので、潰れにくい会社を選ぶのが大切です。ご自身で確認しましょう!
投資は自己責任でお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
たつぞう
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