見出し画像

銀行攻略編その1〜人は見た目が9割。自分を〇〇に見せて、印象をよくする方法〜

こんにちは、ひろべえです。

以前のお話で銀行は「人」と「モノ=物件」を評価・審査し、融資を出すかどうかを判断しているというお話をしました。

今回は銀行の融資について「人」の評価について具体的に話していこうと思います。

これを知らないと、よくわからないうちに門前払いをくらう可能性もあります。

感覚としては「社会人として普通のこと+α」なのですが、意外とこれができていない方が多いんですよね…かくいう僕自身も教えてもらうまでちゃんと認識できていませんでした。

知らず知らずのうちに銀行に対して失礼な態度をとっている可能性があります。
「お客さん」というマインドで行ってしまう人が多いのが原因なのですが…

さらに言えば、銀行の担当者に対して印象をアップする必要があるのです。

「え、そんなの姑息じゃん…」

とか思った方もいるかもしれませんが、そんなことありません。

銀行の担当者だって人間、お金を貸すかどうか決めるのも人間。

であるならば、少しでも印象をよくするのはビジネスの世界では当たり前なんです。
「人は見た目が9割」なんて言葉もありますよね。

なので、今回は人物評価をどう上げていくか、お話ししていきます。

これを読めば、少なくとも銀行の入り口で追い返されることはなくなります。

「銀行に融資申し込みに行く」とはどういうことか

融資面談の経験がある方は、読み飛ばしてもらっても構いませんが、初心者のために「銀行に何しに行くのか」についてお話ししておこうと思います。

不動産を買う際に、銀行でローンを組もうと思うと、融資の審査が必要です。

その時に、物件の資料や自分の収入の証明などを持って、審査の申し込みに行きます。

自宅を買ったことがある人は資料を提出して住宅ローンの申込書を書いたことがあると思います。また、投資用ワンルームマンションを買ったことがある人も同じような資料を提出し、投資用マンションローン申込書を書いたと思います。

イメージはそれと同じです。

ですが、住宅ローンや投資用マンションローンは不動産会社が金融機関との間で調整に入ってくれたので、そこまでやること無かったり、実際に銀行に行ったのは最後のお金を借りる時だけ、なんて方がほとんどではないでしょうか?

自分で融資を引く場合はそう話は簡単ではありません。

物件の資料と自分の資料を銀行に持ち込んで、この物件がどれだけお金を融資するのにいい物件なのかを、銀行側に説明しなければならないからです。

この「銀行に行って担当者と話す」って想像つきますか?

…つきませんよね。私も最初そうでした。

アポとった方がいいんだろうけど、どこに電話すりゃいいんだろう…?
口座もないのにいきなり行って大丈夫なんだろうか…?
というか、どこ行けばいいの?

…などなど。「銀行がお金を貸してくれるところ」というのは知っているのですが、いざ自分でやろうと思うと全然わからない。

なので、私はちょうど不動産投資を教えてもらっていた先生がいたので、その方に色々と話を聞きました。

その先生も最初苦労したそうです。

なんでも、全くわけわからない状態で行ったので、服装はTシャツ短パン。
いきなり、入り口の案内に立っているおばさんにマンションのマイソクを見せて

「この1億円の物件買いたいんですが、どこで融資の申し込みできますか?」

なんで聞いていたそうです(笑)

結果、門前払いか悪い時には「あなたにそんなの貸せるわけない」と説教されたそうです。

まあ、単純に「1億円貸してください」と頼みに行く服装ではないですよね。
というか、そんな人の話は聞きたくないというのが心情でしょう。怪しいし。

先生も後日、大反省したそうです。

銀行に融資を申し込みに行くのはビジネスの話をしに行くのと同じです。

だから、印象はよくするべきですし、もっと言えば自分を「お金を貸すに値する人間」というふうに見てもらわないといけません。

もちろん、それだけでお金を貸してくれるというわけではないです。

ですが、少しの印象の違いが融資の可否を決める場合もあるかもしれません。

それなのに、Tシャツ短パンで銀行に行き続けますか?ということなんです。
私は、そういう人は本気度が足りないと思っています。

ほんの少しのことを気にするだけで、印象が変わるなら全力を尽くすべきです。


銀行に行く時の服装とは。

じゃあ、どんな服装で行けばいいのか?

答えはズバリ「スーツ」です。

至って普通ですよね。

そのスーツも当たり前ですが、ピンクやシマシマのを着てはいけません。

普通のビジネスシーンで着られているスーツを着用します。

念のため言っておくと、ワイシャツにネクタイを着用します。

とにかく真面目に見せる。

そして、必ず簡単でもいいので名刺を作ること。肩書きはなんでもいいです。
「大家業」でも「不動賃貸業」でもいいでしょう。

気分は就活生の心持ちです。それぐらいの真剣さで取り組むこと。

実際に、私は先生に話を聞いてから、いくつかの金融機関に物件を持ち込みに行ってきました。めちゃめちゃ緊張しましたが…

服装はスーツ、ワイシャツにネクタイ。ビジネスバッグに融資関係の書類を一式入れて、懐には名刺を用意しました。

銀行に着いたら取りあえず番号札を取って、窓口に呼ばれるのを待ちます。

呼ばれたら「借入の相談がしたくてきたのですが…」と係員に話します。
すると、担当部署に取り次いでくれます。

銀行によっては「借入相談はこちら」という案内があったりしますので、その場合はそちらの窓口へ行きましょう。

私は5行、地方銀行へ行きましたが、どこも門前払いはありませんでした。
むしろ非常に丁寧に対応していただきました。

書類一式持っていって、事前にどういうことを話すかも考えていたので、スムーズに担当者とも話せました。

とにかくやっぱり印象なんだなあ…と思います。第一印象が悪いと話したくないですもんね。

結局、融資は引けませんでしたが、各銀行側の融資スタンスなんかが聞けて、有意義な時間になったことは間違い無いです。

たったこれだけのことができないだけで、ものすごく損をすることになるのです。

まとめ

自分を「真面目に見せる」ことが大切なことがわかっていただけたでしょうか?

本当に単純な、社会人として基本的なことです。

でも、これができていない人がすごく多いんです。

実際のところは、他の方の意見を見ているとスーツじゃなくてもそれなりにちゃんとしたカジュアルな格好(襟付きの服装)であれば大丈夫という話もあります。

しかし、最初に初心者が行くのであれば、私はスーツをお勧めします。

私も今後お金が借りられようが、借りられまいが、やはりスーツで行くと思います。

ビジネスの話をしに行くわけですし、ビジネスマンとして当然だと考えているからです。

みなさんも、銀行融資に限らず「相手がどう思うか」を考えて自分の装いを決めていきましょう。ここ一番の大勝負の時に、「印象が悪い」なんてどうしようもない理由で負けないためにもここはしっかり決めてくださいね。

P.S.

よければ記事の感想を、公式LINEに送っていただけると嬉しいです。
今後のコンテンツ作成に活かしていきたいと思います。

▼感想はこちらからどうぞ





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?