CDの良さを再認識
PCオーディオが普及し始めて、もう20年くらい経つでしょうか。
私も、PCオーディオを早くから取り入れ、最初はCDをせっせとリッピングして、
Mac Miniで聴いてました。最初に聴いた音は、その時持っていたwadiaの CDプレイヤーの音質を軽く超える、素晴らしいものでしたね〜
ただし、欠点があります。
それは、「リッピング」がめんどくさいこと😱
リッピングを行うためのCDドライブも、当時は、プレクスターの外付けCDドライブが、エラーが少なく高品質なリッピングができる(というか、それしかない状況)とのことで、早速購入し、毎週末ごとにリッピングに励んでました。
しかも、リッピングはあんまり高速回転で実施すると、出来上がるデータの品質が良くないとのことで、4倍速でやってたので、60分のCDで15分かかる計算。
手持ちのCDが1000枚あるとしたら、リッピングだけで250時間もかかります。
そこからさらに、タグ付けというこれまた面倒な作業が加わります。
そして苦労して作ったライブラリーでPCオーディオを楽しんでたら、データを保管していたハードディスクがお釈迦に、、、
なんてこともあります。
では、バックアップを取ればいいじゃんってことになりますが、コピーした音源データはオリジナルデータから劣化するなどどいった、嘘かほんとか分からない記事もあり、そういう記事を読んじゃうとプラシーボ効果で本当にそう感じてしまうという駄耳です😢
それから10年くらい経つと、「ネットワークオーディオ」が流行り始めました。
私は、その時期しばらくオーディオから遠ざかっていたのですが、最近ではROONにハマってしまい、ROON+HQplayerの diretta出力で高音質を実現できました。
ROONは音楽サブスクのtidalとも連携しているので、これでまさしく世界中の音楽を自宅で高音質再生できるという、音楽好きにはたまらない環境が実現しました。
しかも、このシステム、リッピングしたCDよりもtidalの方が音が良く、もう手持ちのCDいらないか〜、と嬉しいやら悲しいやら、複雑な心境、、
ところが、、、
私が導入したHQplayerはCDを直接再生でき、しかもリアルタイムでアップサンプリングが可能で、その音質がリッピングよりも優れているとの記事を見つけ、早速ためしたのです。
それが、思いの他高音質でびっくり‼️
私が聴いたのは、アップサンプリングしたPCMデータです。
HQPlayerは、PCMをより高音質なDSDに変換して再生することが可能なソフトですが、私のパソコンではスペックが追いつかず、うまく再生することができませんでした。
でも、CDの44.1kHz、16bit音源を、176.4kHz、32bitにアップサンプリングするだけでもかなりの高音質になります。
リッピングしたものと比較して、ベールが剥がれノイズ感がなくなりました。
皆さん、興味があれば、試してみてください。
そして、、
データ化してしまったからといって、手持ちのCDは手放さないことをお勧めします!
ではまた!
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