日本一周#19敦賀〜日本一話題の駅〜
2024年 3月19日
昨日かなり飲んだのに、朝6時には目が覚め、気付けば兼六園に足を向けていた。
この空が好き
兼六園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園に並ぶ日本三名園の１つ。
正直庭園の楽しみ方が分からないので、めちゃくちゃ感動とかはしなかったけど、心は落ち着く。
そういやこの時読んでた『名城の由来』って新書に「三名園は全て城の軍事的に弱い面に作られてる」と書いてあったな。
歩き回ってると、首から一眼レフをぶら下げたおじさんに、
「ここ、メジロいるよ。」
「こっちから撮った方がいいよ。」
など教えてくれた。
見つけられるかな？
早起きして良かった。
宿に帰って二度寝。
チェックアウトギリギリの10時に起きる。
2泊お世話になったお礼と、酔って心配させてお詫びを告げて、出発。
しかし、10歩ほど歩いただけで、急に歩けなくなった。
なんか、気持ち悪い。
昨晩日本酒しか水分取ってない。それってすごく体に負担かかるって聞いたことある。
15分くらい全く動けず、その辺の柱に寄りかかる。水を飲んで何とか回復したので、再出発。
無駄な時間ロスした。次からは水を飲みながら飲もう。やっぱハイボールをチェイサーに、日本酒飲むのは良くない。
そして向かったのはここ、鈴木大拙館。
ギンザシックス、葛西臨海公園、
東京国立博物館、MoMAの人
兼六園よりも、金沢城よりも行きたかった場所。明治時代の金沢生まれの仏教学者かつ思想家。
禅の思想を世界中に広めた人。そして、スティーブ・ジョブズが憧れた人。
館内は撮影禁止だったっけ？とにかく
「写真を忘れて、思想に浸り、自分との対話の時間にしましょう」ってコンセプトだから、それに従い携帯はロッカーに預けた。
外国人はめちゃくちゃ撮ってた。
まず、建築物としてすごい。展示方法が斬新。
ここは３つの棟と３つの庭で構成される。お気に入りは「思索空間の棟」。
最後に売店で彼の本を購入。
この人の英語が好き。『英語達人列伝』で初めて知ったんだよね、鈴木大拙。
ちょっとディープ観光地過ぎたかな、でも大満足。でも21世紀美術館とか、ひがし茶屋街とか興味ないのよ。
最後に好きな鈴木大拙の名言を紹介。
「悲しみのパンを口にすることなくしては、あなたは真実の人生を味わうことはできない」
13:30 金沢駅を出発。
1時間ちょいで福井へ。
半年前に福井行ったから、今回は悪いけどスルーで。魅力的な県なのは分かってるよ。
この記事がまさか伏線回収になるとは思ってなかった。福井から列車に乗って、この時期盛り上がっているであろう敦賀駅へ。
「ハピライン福井」
社名のダサさが際立ってるが、運行してまだ3日なんだね。敦賀までよろしく。
個人的には名前に北陸か恐竜らしさが欲しかったな。
そう思ったら銀河ドリームラインとか、サフィール踊り子とか秀逸だな。
そして、敦賀到着。
別に鉄オタでは無いけど、この広告に感動した。普通列車で旅してると、新幹線の凄まじさに舌を巻く。
本っ当にすごい乗り物だよ。
駅舎の2階には、本屋が。
迷路みたい。セレクトも普通の本屋っぽくなくて、専門書だったり、テーマ別に置かれている。そのため興味ある分野の棚には何時間も居てしまえる。
新幹線延伸に合わせてオープンした本屋なのかな。会議したり、本の並べ方について指導されてたりしてた。
本当はレンガ倉庫とか行きたかったけど、駅から2km以上離れてる。今日の宿はチェックイン時間が早いから、時間があまりない。
駅前でサバを食べる。
前に福井に来た時に、サバに感動したから、どうしても食べたかった。
案の定素晴らしかった。日本全国でおすすめの名物の、TOP 5に入るな。
名残惜しいが、電車に乗る時間が迫ってきた。あぁ、レンガ倉庫とか博物館とか行きたかった...
今振り返ると、別に行けた。けど大阪で友達と待ち合わせしてるので、仕方なかった、また来ればいっか。
敦賀から田村まで乗る。ついに北陸が終わり、滋賀県突入。
今思うと北陸はもっと上手く回れたかなと、少し後悔。下調べが甘過ぎたのと、北陸に土地勘が無かった。
青春18きっぷが使えないので、金券ショップとかで無理矢理節約したけど、北陸2DAYパスのが安かったっぽい。
もっと勉強する必要があるなと感じた3日間だった。
交通費 金沢〜敦賀回数券 2580
敦賀〜田村 770
飲食費 金沢駅そば 620
まるさん屋敦賀 2178
観光費 鈴木大拙館 310
宿泊費 長浜バイオドーム大学4901
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