日本一周#40静岡〜富士山〜
2024年4月10日
朝4:30、快活クラブをチェックアウト。ずーーっと咳してる人がいてほぼ眠れなかった。きつすぎ。
今日は天気良い日だから、朝日を見に行く。
レンタサイクルで向かったのは、美保の松原。
ここは1916年に決められた日本新三景の1つ。(あとは大沼と耶馬溪)。
残念ながら雲がかかっていたが、これはこれで良い。
しばらく海でボーッとする。
富士山見ると落ち着くのは、関東育ちの証拠。
海沿いから富士山を見ながら帰る。ここの中高生はこんな絶景を見ながら通ってるんだな。
清水駅で自転車を返し、フリーパスを購入。
今から使うのはここ。
清水から東静岡に行って、バスで日本平へ。
ここは、日本平テラス。
日本平って名前すごいな。これも前回の記事の草薙駅のところで触れたけど、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が剣で草原を薙ぎ払った後、この山に登って眺めたって話が由来。
日本観光地100選で1位を取った、つまり日本一の絶景と評された場所。関東以外の人が初めての富士山をここで見たら、一生忘れないだろうな。
少し下って、久能山東照宮へ。
バスもロープウェイも使えるフリーパス強い。今までそういうの全部徒歩で乗り切ってきたから、文明の発展振りに驚かされる。
ロープウェイは外国人多め。やっぱFujiyamaは人気だね。
徳川家康の死後、2代目秀忠によって建てられた。すごい立派。
というのも、日本全国から優秀な職人を集めて作った社殿らしい。その結果、バンダイ、ハセガワ、タミヤ、青島文化教材社といった世界的模型メーカーが静岡に集中してる。って看板に書いてあった。
ガイドの人の声が耳に入ってくる。
社殿は外は神社式だが、中は仏教造りになっていて、中に3つの扉がある。
左から信長、家康、秀吉と祀られてるらしい。
1番奥には家康のお墓。
ガイドの言うには、西向き(故郷の岡崎)もこだわってるようだ。
看板には、家康の名言集が。
「不自由を常と思えば、不足なし」
「心に望おこらば、困窮したる時を思い出すべし」
「己を責めて人を責めるな」
宝物館には、興味深いものがあった。
19世紀かなと思いきや、1611年のもの。撮影禁止だが、これは一見の価値あり。
ちなみに、墓がここなら、日光東照宮は何?と思うが、一周忌を過ぎたら日光に祀るように指示してたらしい。
日光なのは、江戸と不動の北極星を結んだ地だから、と説明される。
他の理由として、ここ久能山から、富士山(不死)を通って日光に行くという意味もあるらしい。
つまり、現実に家康を埋葬したのが久能山東照宮で、神格化した宗教的な意味で祀られてるのが日光東照宮、という理解で合ってるかな?
じゃ階段を降りて、海の方へ。
バスで清水駅に戻り、お昼。
まだ時間もあるし、フリーパスを存分に使おう。
清水から富士宮駅へ。
バスに乗り換えること20分、白糸の滝に到着。
徒歩5分で、別の滝もある。
白糸の滝は全国各地にあるけど、ここは世界遺産。この滝がすごいというより、滝行として使われたから「富士山〜信仰の対象と芸術の源泉」として登録されてる。
帰り際、屋台で富士宮焼きそばを買う。おばちゃんに話しかけられる。日本一周中で、と言うと、半額にしてくれた。
東海道線で今日は熱海で泊まる。
帰ろうと思えば帰れる距離に来たの感慨深い。
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