ボルシャックライダーを使ったデッキを組みました
神「ボルザードの使い手よ………力が欲しいか………?」
「俺が欲しいのは力ではない。その力を持つ事で得られる勝利だ」
神「…………………………」
「結果の伴わない力に代償を要求したりはするまいな?」
神「……………………………」
「代償が目当てだろう。本当は勝利を得るのに、特別な力など必要ない」
声の主「……………………………………」
「要らん。それが俺の回答だ」
社会心理学において、人間の幸せは他人を見下ろす事とはよく言ったもので
ゲームで勝ち負けを決めるカードゲームは簡易的に他人に勝つ事ができるシステマチックな側面もあります
大会の順位が高かったシーズンは人間関係も快適に過ごせて、優勝したら小さな願いくらいは叶いそうですね
負け続けると戦いを楽しむしかなくなり、勝ち負けから目を背けていく事になりそうにも思えます
そして、他人より優れた使い手だと示すにはお金をかける必要が出てくるかもしれません
勝つのにレアカードも強いカードも必要ない人が、本当の意味では一番強く
その強さに食らいつくのに必要なカードが、負けるほどに高額になっていくのかも
敗北すると自分の個性を失う
つまり新しくデッキを買い替える無限アリ地獄に落ちていく可能性も
僕はカードゲームという居場所にしがみつくのに強い力が要るのだと考え
鉄道旅など、広く浅く自分を知る人が増える事にお金を使いました
楽しむ遊び方も、好きなカードも否定しません
他人に勝つ事は気持ちいい事です
その気持ちを我慢する必要も、またないんです
何より、どうせゲームで勝ち負けを決めるだけの集まりだとしたら
ちょっとオシャレを楽しむくらいで良いんじゃないですか
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