見出し画像

猫の寿命が30年にーー?

新聞を読んでいたら、「猫の寿命を30年に」という言葉が飛び込んできました。
30年ーーすごい。。。以前、飼っていた猫は、17歳で旅立ったから、その2倍弱も一緒に生きられる。なんて、幸せなことかと思い、詳しく読んでみました。

研究機関「AIM医学研究所」にて、今、開発が進められている猫の腎臓病治療薬が、完成間近で早ければ24年中には承認されるように目指しているそうです。
他の動物に比べ、腎臓病が多い猫。原因は不明で、人間と同様確実な治療法もない状況にあります。
「AIM医学研究所」代表理事 宮崎徹さんは、動物の血液の中にある「AIM」を発見され、そのタンパク質の役割を解明した方で、腎臓病の治療薬開発に現在取り組まれています。
研究段階では、余命一週間と宣告された猫にAIMを注射したところ、激的に回復する例もあったとか!

HPより、「AIM医学研究所」の目標を以下に抜粋してみました。

研究活動を通じ、AIMの働きの基本的なメカニズムである「体内から出るゴミの除去機構による新しい疾患治療」の概念を確立させるとともに、以下の4つの項目を2022年発足後5年間に達成することを目指します。

1 動物用AIM医薬品(ネコ用AIM薬)の承認・上市
2 ヒト用AIM医薬品の臨床試験の開始
3 ヒト用サプリ・ペットフードの承認・上市
4 AIMに基づく診断技術の実用化

https://iamaim.jp/about/

「猫も人も健康寿命を延ばせる薬を作りたい」と話してみえる宮崎医師。
コロナ禍で企業からの研究資金が打ち切られると報道がされるや愛猫家から寄付が相次ぎました。その数、これまで約2万人、金額は計3億円とか!さすが猫ラブは強いですね。(今もAIM医学研究所のHPから寄付できるようなので、私も寄付をしようかな)
猫の寿命が30年になるかもしれないなんて、愛猫家からすれば、明るい希望の灯ですね。そのうえ猫の腎臓病薬ができれば、難しかった人の治療薬にも希望が出てきます。

『猫が30歳まで生きる日』そして『腎臓病で苦しんでいる人たちに希望を』ぜひぜひ実現していただきたい研究だと思います。
頑張ってください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?