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酔いどれソムリエの独り言

スクリューキャップなんて邪道だ!ましてや缶入りだと!!250ml¥437だと!安すぎる!

でも、飲みきりサイズでちょうど良いと思い、何となく購入してみたオーストラリアのCabernet Sauvignon(カベルネ ソーヴィニヨン)。
素晴らし過ぎる。

美しいルビー色、ガーネット。
特筆すべきはその香りで、プラムを煮詰めたようなら甘い甘い香りが前面に出ている。プラム、黒すぐりのような黒系果実だけでなく、赤系果実いちごの要素も併せ持つ。もちろん、フレッシュではなくて、ジャミーな感じ。
そして大輪の真紅の牡丹、バラ、私が大好きな萎れたバラのニュアンス。これ、ヴィンテージを表示できる程のグレードではないし、価格帯から鑑みても、醸造してすぐに缶詰めしたワインだと思うの。それなのに、萎れたバラの哀愁も漂わせている。それでいていちごシロップのチャーミングな要素も拾える。

ニューワールドのCabernet Sauvignonにありがちな、「お日様にいっぱい当たって熟しました」「ローストされたオーク樽がっつり」だけでは語れない複雑さ。不思議。ハイコスパ!

騙されたと思って飲んでみてください。
少し前に同じシリーズのシャルドネの感想も書いた。どちらも本当にお勧め。

ファミマでしか見たことないけど。

紅白で買っても1,000円で余裕でお釣りがくるから、試してみて!

残り香をとっていたら、バニラ、シナモン、甘草、黒胡椒のスパイシーさも少し。
いくらでも楽しめてしまう。

酔いどれソムリエの独り言。
おやすみなさい。

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