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大河ドラマ「光る君へ」第10回感想

やっと放送10回目を迎えました。

第10回は、月夜の陰謀ということで、兼家が藤原一族のため、花山天皇退位を企てるものであった。藤原一族総出で計画を実行し成し遂げたことに関して、他のものには本当にバレずに行うことができたのか疑問には残る。短い時間で退位を行うことに成功したこととは、裏腹に失敗した時のことを考えて、道長に対してこれからの一族の繁栄をたくそうとしていたところも、凄い計画性だと思う。平安時代の権力争いが、当時の人たちの日記によって、明らかにされていることが、現代学んでいる歴史になっていると思うと、歴史の凄みを感じる。

また、直秀が亡くなってから、琵琶を悲しげに弾くまひろの姿に、心が痛む。まひろと道長の和歌のやりとりを行う場面では、和歌が何個か登場したが、全然わからなかった。和歌を見て、内容がすぅーと入ってくるようになれば、もっと大河ドラマを楽しめると思う。


来週の放送は、「まどうの心」ということで、魔道と調べてみると、異端の道や、堕落の道という意味がある。誰の心の持ち用が、まどうの心であるのか、それともなっていくのか、気になるところである。来週も放送を楽しみに待っている。

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