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あとまわし

何を始めるにも直ぐ行動に出来ない。

考えは溢れるほどに湧き出てくるのに、いざとなると考えがまとまらず先に進めない。
期限が近くなって、ようやく重い腰を上げ取り掛かる。

身構えて格好良く…なんて考えると途中で迷子になる。
色々な人の経験談などを拝見して、少しではあるが段取りを構築していく。

①迷う前に思いついたことを書き出す。

②書き出した中で掘り下げたい内容を選抜する。

③選抜した内容で思いつく限りの言葉や世情、考えを書き出す。

④言葉のパズルを組み立てる。

⑤読み返しながら修正をかけ内容のパズルを組み立てる。

⑥一旦、創作から離れて他の書物を読み頭をリフレッシュする。

⑦創作に戻り微調整をかけて仕上げる。

感情は瞬間性の情報である。
忘れないために、思いついたら書き留めておくと、後々の役に立ってくれる事がある。

当たり前のことが、私には難しい時が多々ある。

昔話をすると子供の頃の夏休みの宿題。
最初は意気込んで取り掛かるが、数日で夏の誘惑に乗ってしまう。

学校のプール、田舎への帰省、縁日、夏祭り、盆踊り、花火大会…
学校が休みで家族や友達と過ごす時間は至福の時間だった。
既に宿題達はカバンの中で眠りについた。
兎に角、毎日が楽しい。。
宿題達は爆睡の真っ最中だ。

やがて夏休みも佳境を迎え、カレンダーがやたらと目に付く日が増える。
楽しかった時間は過ぎ去り、カバンの中で目覚めた宿題達も脳裏を掠め始める。

カバンを開ける日がやってきた。冷や汗をかき、半べそかき、親に急かされ、宿題達を片付ける。
終わるのは夏休み最終日か、始業式から数日後。。

懐かしい思い出。

#文藝春秋SDGsエッセイ大賞2024
#執筆
#思い出話し

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