五感を刺激するシズル効果とは?
「ステーキを売るな!シズルを売れ!」
この言葉を知っていますか?
これはエルマー・ホイラーという経営アドバイザーの有名な言葉です。
シズルとは、ステーキを鉄板で焼くときの「ジュー、ジュー」という音の事。
シズルを売れとは、鉄板でステーキを焼く匂いや音だったり、顧客が美味しさをイメージできるように訴求するという事です。
またシズルには、相手の五感(聴覚、視覚、触覚、臭覚、味覚)を刺激する効果があります。
読み手や聞き手の頭に鮮明なイメージを浮かび上がらせ、購買意欲を高める。
ここでは、事例を用いながら解説していきます。
シズルの活用事例
文章においてもシズルを活用する事で、より興味を持たせる事ができます。
事例①
A:甘くて美味しい桃です。
B:口の中でジュワッと甘さが広がる桃です。
甘くて美味しいよりも、ジュワッと甘さが広がると言われた方が、食べて空くなりませんか?
事例②
A:冷たいとろけるアイス
B:ヒヤッとして、フワッととろけるアイス
ただ冷たいと言われるより、ヒヤッ、フワッと表現した方が、食べたくなりませんか?
お祭りの出店などで、こんな表現されたらつい買ってしまいます。
事例③
A:温泉で夢気分
B:温泉にザブーンとして、まったり夢気分
温泉に入るシーンや、その後部屋でまったりしているシーンが浮かびませんか?
癒されるイメージが湧くBの旅館に行ってしまうのでは?
事例④
A:弾力のあるお肌
B:プルンプルンの弾ける赤ちゃんの様なお肌
プルンプルンの赤ちゃんのお肌。
触ってなくてもイメージできちゃいますよね?
このようにいくつかの事例をお見せしましたが、
どれもBの方が魅力的に感じませんでしたか?
シズルには、イメージさせる大きなパワーがあります。
他にもある表現の仕方
事例以外にも沢山の表現方法があります。
ワクワク、ジャンジャン、サクサク、シャキーン、ズバッと、バシッと、ヌルッと、モリモリ、グーンと、グッグと、メラメラ、シャキシャキなど。
擬音語(音を表す語)や擬態語(動作、状態などを音で象徴的に表す語)などを活用することもできます。
キャッチコピー、チラシ、POPなどのワンポンとで使用する事で、グーンと反応が変わるかもしれませんよ!
ぜひ、シズルをうまく活用し魅力を伝えて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
シズルの効果を理解して頂けましたか?
この効果は、商品やサービスのプロモーションやマーケティングにおいて、興味を引くために、多くのシーンで使用されています。
人は感情が動くことで行動する。
シズルで五感を刺激する事で、より高い購買意欲も掻き立てます。
印象に残るCMやチラシにもよく使用されているので、
ぜひ意識してみてみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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