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#044 ヨルダンから死海へ

昨年7月、ヨルダン側からだが、初めて死海を訪れた。休日、代理店の青年車で連れて行ってもらった。ところで、概して、ヨルダン人、パレスチナ人、エジプト人は車の運転が上手い。未だに納得のいく理由は説明できないが、先ず眼がいい。メガネをかけている人は少ない。スマホ使用が日常的になっていても、視力が落ちてないと思われる。さらに、スマホでメールを打ちながら、運転できる(やや心配)。また、車幅感覚が鋭く、狭い道も高速で運転する。というわけでアンマン市からあっという間(1時間)に、歯科医、否、死海が目に入ってきた。遠方に見える幻想的なアングル。そして次第に下り坂となっていく。なんとこの塩湖は、標高マイナス430mに位置しているという。海水濃度が約3%として、なんとこの塩湖は濃度33%。生命体がいないためか、湖面の青が非常に濃く見える。生き物の気配は確かにない。水面と地面の間にに白い結晶が見える。生命体はいないが、水には、臭化マグネシウムや塩化カリウムなどが相当な濃度で含まれているため、臭素系化学品や化学肥料といった産業がそれなりに運営されているとの由。
付近にはリゾートホテルが林立しており、観光業もあるわけだ。なるほど、ここで合宿などのイベントも面白そうだと妄想しつつ、実際に塩水を触ってみようと実際に近づいてみた。水を舐めてみると確かにかなりの塩辛さで、塩マグのためか、苦味も強い。また、水に粘り気がある。横を見ると、隣で、小さいな子供と父親が浮いて遊んでいる。小職も海パンを持ってくるべきであった。せっかくの機会なので、全裸かパンツでとも思ったが、仕事仲間の代理店の青年が目の前にいることもあり断念。
反対側はイスラエルである。五輪レベルの水泳選手が2人、泳ぎの競争をしたことがあったが、途中で溺死してしまったという。まさに死海である。

塩の結晶が見える
死海で遊ぶ親子
海の家。ここで休憩できる。
海パンを持ってくるべきだった。


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