河川敷での話し
簡単に河川敷での話し、しましょう。
バイクや車で、夕方から夜にかけて私たち2人は河川敷で電車の流れや、水面の光を黙って2人で見ていることが多かったと思います。
何度も何度も、数え切れなくらい行きました。
その日も寒かったな〜・・・いや、いつも寒かった(^^;
ある日の話です。
それまで黙って遠くを見ていた彼が、突然、私に言ったんです。
「俺が死んだら、〇〇(私の名前)も死んでね・・・」
って。
で、私、聞いたんですよ。
「え?」
って。
そうしたら、
「だって、1人で死んだら怖いでしょ・・フツーに。」
って。
この言葉が、私に太くて強い「根」を張ることになるんです。
まぁ、その時18歳の高校卒業したばかりの男子には、そう思えたんでしょう。
でも、なぜそんなことを考えたんでしょう・・・
なぜそんなことを思ったんでしょう・・・
なぜそんなことを感じたんでしょう・・・
いまも、その時のことは事細かによく覚えています。
着ている服も、そっくりそのまま覚えてるんですよ。
面白いものです。
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